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10.252016
シンクなど流しの掃除をラクにするためのコツとは?
シンクなど流し部分の掃除は毎日少しずつ行うことでサビや水垢などが溜まることを防ぐことができます。料理の下ごしらえや食器洗いなどで生ごみなどが溜まりやすい場所ですので、放置しておけば水垢やヌメリの原因となり、さらには悪臭などが発生しやすくなります。サビが発生することにもなりますので、流しの掃除は面倒がらずに行うようにしましょう。
シンク周りの汚れの種類
シンク周り発生しやすい汚れは「水垢」「ヌメリ」「サビ」などですが、常に水で濡れた状態のため汚れが付着しやすいという特徴があります。
・水垢の原因
水垢が出来る原因は、水道水に含まれるカルキ、カルシウム、マグネシウムなどです。これらの物質が水の蒸発後に白いあとになって残ることが水垢の原因です。シンクや水栓金具の水滴はこまめに拭き取ることで水垢を防ぐことができます。
・ヌメリの原因
シンク周りで嫌な汚れにヌメリがありますが、ヌメリの多くは細菌や酵母によるものです。これらは食べ残しや生ごみが腐食することで繁殖してしまう粘着質です。特に夏場は微生物の繁殖が早いので注意しましょう。
・サビの原因
シンクに付着するなかなか取れない汚れがサビですが、本来錆びないはずのステンレス製のシンクでもサビができる場合があります。シンクにできるサビの原因はもらい錆びと言われるものが多く、包丁や缶を濡れたまま放置した場合や、塩分の高い調味料を垂れ流した場合などに発生します。ステンレスに素材が異なるアルミやスチールなどの金属が接触すると、水によって電池作用を起こし腐食した鉄分が溶け出してサビになります。他にも油汚れなどもサビの原因ですのでしっかりと汚れを取り除くことが大切です。
重曹を使うと水垢は簡単に撃退可能
アルカリ性の性質を持つ「重曹」は、石鹸カスや手垢など油汚れに効果的ですのでステンレス製のシンクや三角コーナーの油汚れやヌメリ、悪臭などを取り除くことができます。重曹大さじ3に対して水1リットルで重曹水を作ります。重曹水に布を浸してあとは絞って拭くだけで水垢や手垢などの汚れを取ることができます。
落ちないしつこい汚れは?
落ちない汚れは重曹をペースト状にして汚れ部分に塗り、時間を少し置いてからこすりとってみましょう。重曹を直接汚れに振りかけて、5分ほど置いてもかまいません。
流しはいつもきれいな状態で
万能薬とも言える重曹を上手く活用すると、ヌメリや臭い、サビなどが気になる流しの汚れもピカピカになります。調理などに利用するものですので家庭にあるものを上手く活用して掃除ができるのもメリットですし、洗剤を使わず安心安全に掃除ができます。