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11.42016
換気扇のしつこい油汚れをキレイにするには?
換気扇にベットリとこびりついた油汚れは見るだけで気分が滅入ってしまいます。しかしそのままにしておくわけにもいかないので、なるべく手軽にきれいにできる方法があればと思うものです。
そこで洗剤と道具を上手く活用しながら、換気扇の汚れをきれいに落とすことができるコツを確認してみましょう。
換気扇の取り外した部品の掃除方法
換気扇のファン、フィルター、枠など取り外した部品の掃除は次のような方法で掃除していきます。
①それぞれ部品をシンクに並べて油とホコリで分厚くなっている汚れを割り箸や歯ブラシでこそげ落とします。
②その後レンジ用洗剤をスプレーし、2~3分ほど放置します。
③浮いた汚れを古布や雑巾などで拭き取ります。
④後は水洗いしてしっかりと乾かしましょう。
換気扇の取り外すことができない部分の掃除方法
換気扇はフードなど取り外すことができない部分もありますので、この部分も上手く工夫してきれいにしてあげましょう。
①布に洗剤を含ませて拭き取っていきます。
※汚れに洗剤をつけるのではなく、布につけて拭き取るようにするところがポイントです。フードは高い位置にあるため、直接汚れにスプレーなどで洗剤をつけようとすると目に入ることがありますし、床がスプレーで濡れて滑って転倒してしまう可能性があります。
②汚れが取れたら水拭きします。
しつこい汚れを落とす際のコツとは?
それでも落ちない汚れを上手く落とすために、次のようなことに注意して掃除してみましょう。
・割り箸や歯ブラシを上手く利用する
隙間や凸凹部分に汚れが付着している場合にはなかなか取れないため、割り箸や歯ブラシなどで目に沿うようにしながらこそげ落としていくと良いでしょう。
・洗剤の後は水洗い
一度だけでは汚れが落ちない場合もあるでしょう。その場合には洗剤の後で水洗いし、再度洗剤と水洗いを繰り返し行うようにします。
・洗剤パックでより効果を高める
汚れがしつこくこびりついている場合や、布で拭いてもなかなか取れないという場合には、キッチンペーパーなどに洗剤を含ませてしばらくパック状態のまま放置すると洗剤が染みこんで汚れが浮き出てくるようになります。
時間が経った油汚れは落ちにくい
色々試したけれど汚れが頑固で台所用洗剤では落とせないということもあるかもしれません。台所用洗剤に含まれる界面活性剤は、油汚れを包み込むことで剥がして取るのですが、あまりに時間が経過してしまった油汚れは取ることができない場合もあります。
この場合にはアルカリ剤や溶剤の力を上手く活用して落とすことが必要です。また、どうしても落ちないという場合にはプロの掃除業者に依頼してみると良いでしょう。
一度汚れをきれいにした後に、汚れがこびりつかないようにマメに掃除ができるように汚れをリセットすることも大切です。