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12.122016
洗面所の排水溝から下水のような匂いがする時の原因と対策
洗面所の排水溝から下水のような匂いがするという経験のある方は少なくないでしょう。
このような場合にはどのような原因が考えられるのでしょうか?また匂いを防ぐ為の効果的な方法も知っておくとよいでしょう。
【匂いの原因】
洗面台の排水溝から悪臭がする場合トラップ内の水がない事や、トラップの先端と排水溝の接合部に不備がある事が考えられます。
このように排水溝と洗面台の間にはトラップがあり、何かの原因でトラップ内の水がなくなった場合悪臭がする事があります。
また洗面所の給水が臭い場合は錆が原因である場合もあります。特に古い家では給水管に金属の錆が付着している為このような匂いの原因になっているのです。
また床の排水溝と排水管の隙間から匂いが這い上がってくるような場合もあり排水溝とトラップの間にわずかな隙間があったり、トラップの損傷が考えられます。
【効果的な消臭の方法】
匂いを防ぐ効果的な方法としては、敷地内の配管を新しい物に交換する、配管周りの土を入れ替える、高圧洗浄を行う、洗浄剤を用いて自分でパイプの洗浄をする、排水溝と排水管の隙間がある場合はこの隙間を防水ゴムで埋める、防臭トラップの損傷があれば新しい物に交換するなどの方法があります。
これらの中でも特に悪臭の原因として多いのはトラップと排水溝の接合部の隙間が原因ですので一度確認してみましょう。
また排水パイプに大量の水が流れる事でトラップ内の封水切れになります。このような時には排水用吸気弁を取り付ける事で改善されるでしょう。
排水用吸気弁は自分で取り付ける事もできますが、水漏れ業者に依頼した方が安心です。
よく私たちが行う方法としては洗浄剤を大量に排水溝に流して洗浄する方法ですがこれは頻繁に行うと逆に排水溝や排水パイプに劣化に繋がりますので注意しましょう。
【重曹で簡単に匂いを取る方法】
これ以外にも重曹で匂いを取る方法もあります。水の張った排水溝に重曹1カップを入れさらに酢を1カップ加えるとぶくぶくと泡が発生し汚れを落とします。あとは洗面器2杯くらいの水をゆっくりと流せば完了です。
更に洗浄力を上げる方法としては水ではなくぬるま湯をかけると効果がアップする為お勧めです。
【まとめ】
このように洗面台の排水溝から下水のような嫌な匂いがある場合は洗面所の下の防臭の為のパッキンの損傷や排水溝にゴミなどが溜まって匂いが逆流している可能性があります。
こまめに部品を外して洗浄をして悪臭の予防をするとよいでしょう。そしてこれは洗面所だけではなく、洗濯機の排水溝やお風呂場、キッチンなども同様に匂いを消臭する効果がある為定期的に掃除をするようにしたいものです。