家の中で油汚れが気になるキッチン周辺ですが、あまりに汚れがひどいと掃除どころではなくなります。しかしそのまま放置すれば汚れはさらに悪化して深刻な状況になるばかりです。このような場合に活用したいのがお酢で、お酢を使うとキッチン周りの頑固な油汚れをきれいに落とすことができます。

換気扇の油汚れを放置しておくと…

換気扇が油でベトベト状態になっていると触るどころか見るのもイヤになります。しかしそのままの状態にしておくと、換気の状態が悪くなるだけでなく油が外の壁にまで垂れだしてしまいます。換気扇がひどい油汚れの状態の場合にはお酢を使ってきれいに掃除しましょう。

換気扇のお酢を使った掃除方法

換気扇を取り外したらお酢を雑巾に付けて油汚れを拭き取ります。汚れが頑固な場合にはお酢を換気扇に付けてしばらく放置してから水拭きしましょう。毎日使う換気扇はお酢を使ってこまめに掃除することが大切です。

レンジ周りの油汚れをお酢で掃除する方法

レンジの周りも油汚れが気になる部分ですのでお酢をうまく活用しましょう。まずはお湯とお酢を5対1の割合で混ぜ、霧吹きに入れてレンジの汚れた部分に吹きかけます。汚れがやわらかくなり浮き出てきたら乾いた布で拭き取るだけです。最後に水拭きして仕上げるようにしましょう。レンジに付いた油汚れは、お酢を吹きかけてから油汚れが浮き上がってくるまで少し時間がかかります。後片付けの時間を活用して、食器洗いなどをしている合間に行うようにすると時間が効率良く使えます。

グリルの掃除

レンジに付属するグリルも油汚れが気になる部分ですが、掃除が面倒な場所であることからつい後回しにしてしまう場所でもあります。使ったらすぐに掃除するようにすると、清潔な状態をキープすることができます。

グリルの掃除はお酢と重曹を使って

グリルの油汚れはお酢だけでなく重曹も使って行います。重曹半カップに対してキッチン洗剤大さじ2を加えよく混ぜます。ペースト状になったらお酢大さじ1を加えて泡状のペーストをグリルの隅々にまで塗り込んでいきましょう。塗った後は1時間ほど放置し、あとは水で洗浄するだけです。

手軽に使えて安心のお酢

お酢は油汚れで気になるキッチン周りをきれいにしてくれます。調理に使用するだけでなく掃除に活用できますので、わざわざ購入しなくても一般家庭に備えがあるものを活用できるというのもメリットです。しかも口に入れることができるもので洗浄できるという安心感があります。お酢の種類はできれば砂糖や添加物の入っていないホワイトビネガーなどが特にお勧めですので、上手く活用して油汚れをきれいにしてみましょう。