キッチンのレンジフードは油とほこりでベタベタとしていることから掃除が面倒だと感じる人も多いでしょう。しかし普段から掃除するのとたまに掃除するのでは、掃除にかかる時間や手間も違ってきます。実際一般的にはレンジフードの掃除はどのくらいの頻度で行われているのでしょう。

レンジフードの掃除の頻度を少なくするには？

油がついて時間がたっていなければさっと拭き取ると簡単に取れる油汚れも、そのまま放置してしまうことで固く落ちにくくなってしまいます。毎日料理をしていればレンジフードは掃除をしてもすぐに汚れてしまいますので、食器や調理器具を洗う時に一緒にレンジフード周辺も拭くようにすると良いでしょう。

分解掃除はどのくらいの頻度が理想？

レンジフードのメーカーなどが推奨する分解しての掃除頻度は、3～6か月などが一般的のようです。ただし調理の頻度などにもよりますので、汚れがひどくならないうちに行うことが理想的ですが間隔が狭くなれば掃除は楽になります。

温かい気温の日を狙うと良い

油汚れは気温が高いほうが落ちやすい傾向にあり、油が溶けて緩みやすいので汚れを落としやすいです。そのためレンジフードの掃除をできるだけ短時間で終わらせたいのなら、気温の高い日や時期に行うと良いでしょう。

重曹を使ったレンジフード掃除

レンジフードの中でもフィルター掃除が特に面倒に感じる人が多いと思います。しかし重曹を活用することできれいにすることができますので試してみましょう。

①回転部分がむき出しになりますので怪我をする危険性があるため、事前に電源プラグをコンセントから抜き、ブレーカーを切っておくようにしましょう。

②厚手のゴム手袋を着用して、フィルター、換気扇、シロッコファンなど部品を外します。

③大きめの容器かポリ袋などに、40～45℃の湯100mlに重曹を小さじ1杯溶かした重曹水を多めに作り、取り外した部品を約30分浸けておきます。

④ある程度汚れが浮いてきたらスポンジで汚れを落としていきます。歯ブラシやヘラなども使うと、細かい部分や落ちない汚れもきれいに落ちます。

⑤汚れが落ちたら仕上げに水洗いをして、乾いた布で拭いて乾燥させましょう。

フィルターが目詰まりすると換気状態が悪くなりますので、定期的に掃除をしてきれいな状態を保つことが大切です。

掃除頻度が少なくなれば掃除の時間が長くなる

レンジフードの掃除は面倒に感じるかもしれませんが、すぐに拭くと油汚れはこびりつきにくくなります。たまにしか掃除をしなければ掃除も時間がかかりますが、こまめに掃除すると掃除頻度は増えても掃除の時間を短縮できます。どうしても汚れが取れないという場合や、自分で部分を取り外すことに抵抗があるという場合にはハウスクリーニング業者に任せてみるのも良いでしょう。