冬になりしばらく使っていなかったエアコンをいざ使おうと思ったら温風が出ずに困った経験をされた方は少なくないでしょう。
エアコンから温風がでない場合どのような事が原因として考えられるのか詳しく確認する必要があります。

【エアコンの設置場所の問題】
夏場には冷房が効いていたのに冬になり温風が出なくなるという場合エアコンの設置場所に問題がある事が多いのです。エアコンの暖房は温風を床にあて床から暖かさを伝える事で快適な温度になります。エアコンの吹き出し口の真下に和ダンスなどの大きな家具を置いたり、空気の流を遮るようなものを置いていると温風が床まで届かずに足元が冷たく感じます。このような場合は温風が床にあたるように家具の配置をずらしてみましょう。

【エアコンフィルターや熱交換機の汚れ】
エアコンから温風がでない原因としてエアコンのフィルターや熱交換機が汚れている事も考えられます。
エアコンのフィルターはできれば数週間おきに掃除機で汚れを吸い取り、水で洗い流すようにしましょう。

熱交換機はフィルターを外し内部にアルミ製のファンがありますのでそこに汚れがついていないか見てみましょう。フィルターの手入れはしているけれどここは汚れが溜っているという人も多く、熱交換機は見落としがちな場所です。汚れがひどい場合は室外機の送風が妨げられ、暖まりが悪くなります。ただここは自分で簡単に手入れができませんので、エアコンのクリーニングを行っている専門業者に依頼しましょう。

【意外と多い初歩的な事】
案外多いのが、リモコンの電池切れです。リモコンは使っていない間も少なからず電池を放電していますので、夏場に使用していたリモコンが突然効かなくなって電源が入らなくなることもあります。

また室外機が動いていない場合も温風が出なくなりますがこの場合は室外機の運転ランプやタイマーランプが点滅していないか確認しましょう。
室外機が動いていて温風が出ない場合は冷媒漏れや室外機の裏側のつまりが考えられますので裏側を確認してみましょう。

【まとめ】
いかがでしたか？寒くなってエアコンを使おうとした時に温風がでないという事のないように日ごろからフィルターや熱交換機のメンテナンスは勿論、故障したかなと思った時には上記のような事を確認する事を知っておくと安心です。
またこれから寒くなると寒冷地では室外機が凍ってしまうというトラブルもありますので寒いところに住んでいる方は気を付けてください。