お風呂は湿気が多い為カビが生えやすく放っておくとこすってもなかなか取れずに掃除も一苦労な場所です。そんな頑固な汚れが付着したお風呂場ですが、掃除を簡単に短時間で行うには重曹がお勧めです。
重曹は食品としても使われ安心、安全なお掃除アイテムですので重曹の効果についてしっかりと理解しておきましょう。

【重曹スプレーの作り方】
お風呂掃除には重曹スプレーを使うと簡単ですので作り方を紹介します。
材料
・スプレーボトル　1個
・ぬるま湯　　１００cc
・重曹　　３g

作り方
スプレーボトルに重曹を入れてぬるま湯を注いだらよく振って重曹を溶かします。
熱いお湯を使うと重曹がアルカリ性になってしまうので必ずぬるめのお湯で溶かしましょう。

【重曹を使った掃除の方法】
では実際に重曹スプレーを使ったお風呂掃除の方法を見てみましょう。
軽い水垢には濡らしたスポンジの上に少量の重曹スプレーをかけてスポンジで軽くこすると取れます。
重曹には研磨効果がある為力をいれなくても、軽くこするだけで簡単に汚れを落とす事ができます。
また重曹には消臭、殺菌効果もある為お風呂場のカビの繁殖を予防する事ができます。
軽い水垢ではなく、頑固な汚れには重曹と水を混ぜ合わせてペースト状にしたものを使用しましょう。
重曹ペーストの作り方はとても簡単で重曹２に対して水を１の割合で混ぜればできます。
またお風呂場の排水口は髪の毛や、皮脂汚れなどが溜まっていく場所でこまめに掃除をする必要があります。
排水口掃除には重曹をそのまま振りかけて、上から料理用などで使用する食酢をかけます。重曹は酢をかける事で炭酸ガスが発生し発泡を始めます。３０分程度したらお湯を流しましょう。
重曹とお酢で排水口のヌルヌルや皮脂、髪の毛などの汚れを分解し嫌な臭いも消してくれます。
このように重曹とお酢を使うと短時間で簡単に排水溝を綺麗にする事ができます。

【浴室の小物類のお掃除】
浴室の小物類も放っておくとヌルヌルが付着し、雑菌が繁殖しますので定期的に掃除をしましょう。
入浴後の浴槽に残ったお湯２００lに対して重曹1カップを入れて混ぜます。この中に洗面器、椅子、スポンジ、石鹸箱などの小物類を入れて一晩付け置きしましょう。
こうすれば残り湯も最後まで使う事ができ節約にもなりますしヌメリも取れる為一石二鳥の方法です。

【まとめ】
お風呂は毎日使う場所ですので汚れも付着しやすく、カビやヌメリも発生して掃除を怠ると後々取るのが大変になります。お風呂掃除を少しでも簡単にする為には重曹がお勧めです。
重曹は使用する場所や汚れの度合いに応じて、スプレー、ペースト状、そのままと使い分ける事で効果も倍増します。
汚れに適した状態で重曹を使い時短をして楽にお風呂掃除をしましょう。