ブログ

お掃除機能付きエアコンは掃除が不要?意外な落とし穴

c9dad837577072a710a6b4b3a08a51ec_s

2003年以降のエアコンにはおそうじ機能がついているものも多く、掃除の手間がなく便利だという事で普及率も上昇しています。
しかしこのような自動清掃機能を掲載しているエアコンは本当に掃除が不要で匂いや汚れを完全に落とす事ができているのでしょうか?

【エアコンのフィルターのお手入れ】
おそうじ機能付きエアコンの場合、フィルターのお手入れはしなくても良いのかというと機種によって違います。
機械で自動清掃した後ほこりを屋外に排出するタイプと、ダストボックスに入れるタイプがあります。
自動清掃したら屋外へ排出するタイプの物は屋外にほこりやごみを排出し、ダストボックスタイプの物はこれらを一時的格納庫のような場所に溜める事になります。ダストボックスに溜まったほこりやごみは定期的に捨てる必要があります。
フィルターは自動的に清掃してくれますが油分には大変弱い為、キッチンとリビングが併設してある部屋で使っている場合やたばこなどのヤニ汚れは油分を多く含んでいる為空気中のほこりと結合しエアコンに吸い込まれた場合フィルターが目詰まりする事があります。

【お掃除機能付きエアコンでもフィルターのお手入れを】
このような事を考えるとおそうじ機能付きのエアコンを使用していても使用状況などによってはやはり定期的なフィルターのお手入れが必要になってくると思います。
フィルターの機能が遮断されると余計な電力を使う事になりせっかく省エネタイプのエアコンを使用していても電気代が高くなり節約にはなりません。
自動清掃機能がついているからとその機能を過信せずにエアコンの吹き出し口から嫌な臭いがしてきたり、フィルターが目詰まりしている場合は早めに水洗いなどのお手入れをするようにしましょう。

【エアコンの嫌な臭いの正体は】
自動清掃機能がついているエアコンだから安心と思って半年~1年そのまま使用し続けていたら何となくエアコンの吹き出し口から出てくる風から嫌な臭いがすると感じた人はいませんか?
嫌な臭いの正体はエアコンの表面部や内部に付着しているカビから発生しているのです。自動清掃機能がついているエアコンは空気中のほこりなどを吸い込んだフィルターを自動でお掃除してくれますが内部に付着したカビを除去する事はできません。

【まとめ】
おそうじ機能付きだからフィルターの掃除をしなくてもいいと思っている人は多いのですが、やはり内部に付着したカビなどを除去する事はできません。
以前使っていた物より少し掃除が楽になった程度と捉え、自動清掃機能付きのエアコンでも定期的な掃除は行った方がよいでしょう。

関連記事

ページ上部へ戻る