ブログ

気になる水回りの臭いをなくすには?

08326e0d12a86355d16070842d187014_s

人の体の約70%は水分と言われるほど水と人との関わりは深くなっています。そして生活を営む上でも水は欠かせないものとなっていますが、水を使用する水回りと言われる場所は臭いが発生しやすい場所でもあり、衛生面でも気になる部分です。

水回りに発生しやすい臭いとは

キッチンや洗面台、お風呂、トイレなど、水回り部分に発生する臭いには3種類あります。

・油汚れのにおい

油汚れは家の中の汚れの中でもしつこい汚れの代表と言えます。天井や壁、換気扇などに付着した油から発する火おいで、毎日の掃除を怠ると臭いや虫が発生します。調理の際の油が空気に混ざって天井や壁などに付着しますので、油汚れの臭いは調理の際に十分に換気を行うことが重要になります。

・カビの臭い

シンク内から発生することが多いのがカビの臭いです。給湯器で温められたお湯が排水溝からシンク内の排水管を通る際には結露が起こります。結露は温かいお湯が冷たい排水管を通った時にその温度差によって起こる現象ですが、シンク内の空気は冷たいことから温められた排水管に触れると結露を起こすことになります。結露はカビを発生させる原因となり、特に冬場の寒い時期に多くみられます。結露を防ぐには排水管に発砲スチロールやウレタンシートなど、断熱材を巻くと良いでしょう。

・下水の臭い

最も刺激臭がある臭いが下水の臭いです。生活排水は排水溝から排水管を通り、公共の下水道や浄化槽へと流れて行きます。排水溝を流れる排水は悪臭ガスを充満させ、住居内にその臭いが逆流しないために排水トラップが設置されており、ここに一定量の水が溜まることで臭いが逆流することを防いでいます。下水から排水溝までは1本の排水管で繋がっていますがこの排水トラップのおかげで臭いがしないのに、排水トラップ自体が汚れている場合はそこから臭いが発生します。

排水トラップを掃除してもまだ臭う場合

排水トラップを掃除したのにまだ臭いが消えないという場合には、下水の臭いが排水ホースを通っていないで室内に入り込んでいる可能性もあります。排水ホースが破損していないか、ホースの接続部に隙間がないかということを確認してみましょう。

見落としがちな水回り

水回り特有の臭いがした場合には、キッチンや洗面所、お風呂やトイレなどを確認してみると思います。そして忘れてはいけないのは洗濯機の排水溝です。洗濯機のホースと排水溝がぴったりという場合以外は、そこから臭いの原因が発生している場合もあります。

水回りの臭いの原因を解消するために

水回りの臭いはとても気になるものですが、どこから臭いが来ているのか、何が原因なのかを確認してみましょう。日頃から汚れやすい場所ですので、掃除がしっかりできていなければそれが原因で臭いの発生原因になっていることもあります。虫などが発生する場合もありますので、清潔にすることを心掛けましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る