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10.142016
フローリングに黒ずみが出来る原因とその除去方法とは?
床の水拭き掃除をしている時に、ふとフローリングに黒ずみができていることに気が付いたということはありませんか?黒ずみができてしまうと通常の水拭きではなかなか落とすことができなくて困ってしまいます。なぜフローリングにそのような黒ずみができてしまうのか、原因を理解してきれいな状態をキープできるようにしていきましょう。
フローリングの黒ずみの原因はカビ!?
フローリングが黒ずんでしまう原因にはいくつかあるのですが、その1つにカビが発生している場合があります。例えばアルミサッシなど窓の開口枠周辺が黒ずんでいることがありますが、これは部屋の中と外の温度差で結露ができて水滴が溜まることによるものです。その部分にカビが発生し、フローリングにも黒ずみとしてカビを発生させてしまいます。
・カビでできた黒ずみの掃除方法
フローリングにカビでできた黒ずみが比較的軽い状態であれば、クエン酸や食酢を布に含ませて拭き取ると落ちますので後で水拭きをしてしっかりと乾燥させましょう。黒ずみがひどい場合には、フローリング用の洗剤を布に含ませ固く絞ってから傷をつけないようにこすり落としていきます。この時ワックスも同時に落としてしまうので、仕上げにワックスをかけるときれいに仕上がります。
・カビによる黒ずみを予防するには
カビが原因の黒ずみは結露を抑えることがポイントとなりますので、アルミサッシを二重窓にする必要があります。二重窓にすることが難しければ、結露ができたら早めに拭き取り乾燥させることが重要です。
油汚れによる黒ずみ
キッチンなどに見られることが多いのが、油汚れによる黒ずみです。調理の際に飛んだ油が床に付着してそのまま黒ずみとして残っている状態です。キッチン以外の場所でも室内を裸足で歩くことで、人の皮脂による黒ずみもできることがあります。
・油汚れの黒ずみの掃除方法
油による黒ずみは、オレンジ洗剤を布に含ませて拭き落とし、水拭きをしてフローリングを乾燥させます。この場合もワックスがけをして表面を皮膜で保護しておくようにしましょう。
・油汚れの黒ずみを防ぐためには
調理の際には十分に換気を行い、キッチンフロアは調理後にモップがけを行うことが望ましいでしょう。毎回フロアを掃除することが難しい場合にも、定期的に拭き掃除を心がけて、コンロの下が油の飛びはねで汚れないようにフロアマットを敷いておくと黒ずみ予防になります。
黒ずみのまま放置していると…
フローリングの黒ずみは床板の内部まで侵食するとフローリングそのものを張り替えなくてはいけなくなります。黒ずみに気が付いた時には素早く落とすようにしましょう。黒ずみを落とす方法を試してみたけれどきれいに落ちなかったという場合には、業者に依頼するときれいになります。一度汚れをリセットして、あとはその状態がキープできるようにすると良いでしょう。