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8.182016
汚れにはのどんな種類があるの?
・汚れにはいろいろなパターンがあります
汚れにはいろいろな種類があります。食べ物の混ざった油汚れや、水垢、ホコリ、酸性、結晶性のものなど、汚れの状態や付着している場所やどれぐらい頑固な汚れかでも汚れの種類はことなってきます。どのような汚れがあるかによって、対処方法も変わってきます。
・水垢
キッチン、洗面所、バスルームなど、水回りに白く浮き出た汚れの正体が、石鹸カスや水垢です。水道水のカルシウム成分だったり、石鹸や洗剤のすすぎ残しが原因だったりなどさまざまです。これには酸性の酢やクエン酸が役に立ちます。水垢はかたいので、酸で中和して分解して磨き落とすのが一番です。じっくりと格闘していくことが大切になります。水回りの金具を酢で磨いて、水でよくすすいで、酢の成分を残さないようにしましょう。その後は、ボロ布でから拭きしておくといいでしょう。
・カビ
カビ汚れは、キッチンや洗面所に多く付着します。水分や湿気が多く、汚れがつきやすいので、水を使う頻度が高いところが問題となります。食べ物のカスや汁などもありますし、石鹸カスや皮脂などが付着し、これらがカビの栄養分となって繁殖してしまいます。冬場のリビングの外との温度差で、窓の周辺に結露ができるのも、放置しているとカビの原因となります。カビを落とすのは難しいので、こまめに湿気対策をするしかありません。アルカリ性の重曹などでカビを落とします。
・におい
ゴミ箱の近く、下駄箱、お風呂場の排水口、シンクの排水口などが不快な汚れが鼻をつくことがあります。これも汚れが原因としてにおいになるのです。生ごみなどの腐ったようなにおいは酸性です。また、タバコのにおいや生臭さはアルカリ性です。酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を、アルカリ性の汚れには酸性の、反対の性質をもつ洗剤を使うことで、汚れが中和されて分解することができます。湿気のある場所には、雑菌などが繁殖して、カビ臭いにおいがすることもあります。これには、お酢が効果的です。衣類ににおいが染み付いた場合は、洗濯の際に重曹をつかうことで、においが取れることがあります。においの種類によって、漬け置き方法を変えるなどして、いろいろな試行錯誤を凝らすことで、汚れが落ちやすくなります。ハウスクリーニングでは、家庭に発生する汚れの種類を見極めて、適切な洗剤を用いて汚れを退治することが大事です。適切な洗剤を使っていれば、ゴシゴシと力を使うこともありません。