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10.72016
窓用エアコンを隙間なく取り付けるコツとは?
一般的に窓用エアコンやウィンドウエアコンと呼ばれているものは、窓に取り付けて使うタイプのエアコンです。一般的なセパレートタイプと呼ばれる壁掛けのエアコンが設置できない場合や、室外機が外に置けない場合でも取り付けることができるのでとても便利です。取り付け工事を行う必要もなく、自分で設置可能という点でもメリットがあります。
エアコンと窓の間に隙間が?
簡単に取り付けできるのですが、エアコンと窓の間に隙間が出来てしまうという場合もあるようで、蚊など虫が室内に入ってしまうことやエアコンがきかない原因になっているようです。またほこりなども部屋に入る原因となりますので取り付ける際には隙間が出来ないようにしましょう。
隙間を作らない窓用エアコンの取り付け方法
まずは取り付ける枠と窓パッキン、カッターやプラスドライバーなどの小道具を用意し、部品として使う粘着テープ、パテ、固定ネジ、鍵を並べて準備しておきましょう。取り付けの手順は次のとおりです。
①枠の取り付け
取り付け枠の下部分のミゾを窓の立ち上がりに差し込み、柱側いっぱいに寄せてから下側のネジを締め付けてください。上枠を引き上げて窓の立ち上がりにミゾを差し込み、上枠を上に押し付けるようにして中央2本のネジを締めたら上側のネジを2本締めます。ポイントは最後にしっかりと全てのネジを締めておくようにすることです。
②戸側パッキンへ切り込みを入れておく
戸側パッキンと窓ストッパーの角がちょうどあたる部分はカッターなどで切り込みを入れておき、切り込み部分から窓ストッパーの上にかぶせるようにします。
③エアコンの取り付け
エアコンの下側を取り付け枠に突きあたるまで入れて押し込んでセットしますが、エアコン上側がカチッっと音がすればOKです。あとはエアコン固定ネジでしっかりと緩まないように固定しましょう。
④窓パッキンを貼り付ける
窓パッキンは上下をガラス戸の形状に合わせて切り、隙間ができないように貼り付ける必要があります。ここでガラス戸に隙間ができていると外から虫が侵入することや冷えが悪くなる原因になりますので、しっかりと室外側のガラス戸に窓パッキンを貼りましょう。
⑤仕上げ
エアコン使用中の戸締まりや防犯のためにも鍵は必ず取り付けるようにしましょう。そして戸側パッキンにガラス戸をあててはみ出した部分があれば切りとります。上下を窓の形状に合わせて切り、柱側と戸側のパッキンの合わせ部分を粘着テープで貼っていきます。あとは窓枠と取り付け枠に隙間ができて雨水が侵入しないように、下側の両隅はパテでしっかりと埋めていきます。
窓用エアコンが冷えないと思ったら…
もしも窓用エアコンが冷えないと感じる場合には、ルーバーは開いているか、エアコンと窓の隙間が空いていないかを確認してください。また、エアコン外部に直射日光があたっていると冷えを悪くする原因になりますので、エアコンは正常稼動しているのであれば確認してみましょう。隙間がある時にはしっかりと埋めるようにしないと、冷えを悪くするだけでなく、虫の侵入、エアコンの故障、ほこりにより部屋の汚れの原因になります。