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10.312016
ガスコンロの掃除は大変!簡単に汚れを落とす方法とは?
毎日の食事作りに使うガスコンロは、汚れたその時点で掃除しておけば後で汚れが溜まってしまったと思うことはないでしょう。しかし調理の後に配膳、片付けと忙しい中、なかなか掃除まで手がまわらないということもあると思います。そのためできた汚れをさっと効率的に落とす方法を活用しましょう。
様々な汚れが集まった複合汚れが原因
ガスコンロは食材を炒めたり、焼いたり、あとは茹でたり煮たりと色々なことに活用する場所です。そのためそれらの様々な調理を通して色々な汚れが付着します。
・調理中に飛び散った油や油煙
ガスコンロに付着する汚れの大半は油汚れです。汚れが付着している温かいうちに水拭きすることで簡単に落とすことができますが、そのまま放置しておくとだんだんとベタついて汚れがこびりついてしまいます。
・調味料の汚れ
調理方法によって吹きこぼれた煮汁などが長期間放置されて熱で炭化してしまうことがあります。そうなると落としたくても落ちにくくなり、洗剤など科学的な力で物理的に擦らなければいけなくなります。
・油分にホコリが付着
ガスコンロの汚れの大半は油汚れで、汚れが長時間空気に触れてしまうことで酸化や樹脂化してこびりついてしまいます。さらにベトつた油分がホコリなどを取り込んでさらに頑固な汚れに変化させます。
頑固な汚れに効果的な重曹
このようなガスコンロの頑固な汚れの原因は酸性の油汚れですので、分解するためにはアルカリ性の洗剤を使用する必要があります。そこで活用したいのが重曹です。重曹は油汚れを中和してくれるので汚れがきれいに落ちます。
中性洗剤でもきれいに
また、食器洗いに使用する洗剤も中性なので油汚れを落とすことができます。中性洗剤を使用する場合にはキッチンペーパーを貼り付けてから中性洗剤をスプレーし、ラップをかぶせて密着させドライヤーで熱を加えて汚れを柔らかくさせると良いでしょう。後は浮き上がった汚れを擦り拭くときれいになります。
部分別の掃除方法
簡単に部分に応じた掃除方法をご紹介します。重曹や中性洗剤などをフルに活用して清潔さを保ちましょう。
・バーナーの掃除
中性洗剤と柔らかいクロスで汚れを掃除します。目詰まりは歯ブラシなどで擦り、表面は水で薄めた中性洗剤をクロスに含ませて拭き取ります。
・五徳
重曹を溶かしたぬるま湯に漬け置き洗いをすることで細かい部分の汚れも簡単に落ちます。
・グリル庫内
グリル皿や網を抜き取った後、庫内に重曹水を吹きかけて浮いた汚れをスポンジで擦って落とします。
・グリル皿、網
油やコゲつき汚れが多いところなので、分解が可能な部分はパーツに分解して隅々まで掃除します。
・天板
油と食品の汚れが複合している場所なので、温かいうちに洗い物のついでに台拭きで拭くと良いでしょう。
・前面パネル
油と食品の汚れが付きやすい場所ですので、重曹スプレーを吹きかけ汚れを浮かせてから拭き取ります。
習慣付けると後がラク
掃除を習慣にするといつもきれいで清潔なガスコンロで調理ができますし、さっと拭くだけできれいになるので掃除が面倒になりません。汚れが頑固になると掃除にも手間がかかりますので、重曹などを利用して上手に掃除を行いましょう。