ハウスクリーニングは、知らない人に家に入ってもらって作業を行ってもらうことからも、信用できる業者を選択することが大切です。

 新聞の折り込み広告やポスティングなどでハウスクリーニングのチラシが入っていることがありますし、インターネットの普及でネット広告などにも多く掲載されていることもあるので業者選びの参考にと検討することもあるでしょう。

 しかし業者が多すぎてどこが一番良いのかわからないという場合、何を参考にすれば良いのでしょうか。

インターネット上の口コミ情報は信用できる？

 インターネットの一括見積もりのサイトや、口コミサイトの情報から業者選びを検討するという場合には、あまり信用しすぎるのは危険です。

 特に口コミ比較サイトなどは、広告スペースや掲載料金を支払った業者をすすめていることが多いため実際評判の良い業者がランクにあがっていないこともあります。

 チラシなどに記載されている作業スタッフの特徴や作業方法、料金、仕上がり状態などの情報を参考にしながら比較して検討するようにしましょう。

技術の高さがなぜ必要？

 汚れにはアルカリ性のものと酸性のものがあります。それによって使用する洗剤を使い分ける必要がありますが、複合した汚れの場合などには汚れの種類を見極める力が必要です。

 塗装面に汚れがある場合には洗剤で洗浄してしまうと塗装も一緒に剥がれてしまうことがありますので作業をするスタッフの能力や技術のレベルが高いことが求められます。

100点満点の業者は存在する？

 ハウスクリーニング業は人が手で作業をして行うサービスですので、パーフェクトということはなかなか困難です。しかし人が行う作業だからこその温かみや機械にはできない気配りや、気がつかないところまで気がつくことができます。

 従業員を多く抱えている業者になると、従業員一人一人の技術や対人能力には差が出てしまいますので、誰が来るのかで仕上がりなどにも差が出てくる場合があるでしょう。アルバイトなどを多く雇っている業者の場合には、特に多く見られる傾向です。

従業員のプロ意識が高い業者を選択すること

どの業者でも人材育成や教育には力を入れて取り組んでいると思いますが、そのような能力の差が生まれてしまうのは多少仕方がないことなのかもしれません。

それでもお金を払って作業を依頼する以上は、完璧に近い仕上がりを求めてしまうものです。従業員の一人ひとりがプロ意識を持って作業に取り組んでいるハウスクリーニング業者を選ぶようにしましょう。

まずは電話などで質問や相談をしてみる

業者を選ぶ時にチラシを参考にしたり、ネットから選んだりと方法は様々ですが、作業するスタッフの技術や能力までは実際に来て作業してもらわなければわかりませんので、まずは電話などで質問をしてみると良いでしょう。

不安な点をしっかりと解決してくれる回答が得られる業者や電話での受け答えなどの対応がしっかりしている業者は、従業員の教育が行き届いている業者であることが多いので作業も丁寧に行ってもらえる可能性があります。