お風呂場は湿気がたまりやすく、特に梅雨時期などは頑固な黒カビが多く繁殖して黒ずみになる為後々取るのは大変になります。
黒カビが繁殖する前に徹底的に綺麗に落とす方法を知っておけば掃除も楽になりますので是非覚えておきましょう。

【黒ずみを取る為の準備物】
（用意するもの）
・スポンジ
・クイックルワイパー
・ティッシュ
・キッチンペーパー
・クエン酸スプレー

（クエン酸スプレーの作り方）
スプレー容器にクエン酸粉末を小さじ半分程度入れてその中に水を１００ml加えよく混ぜます。

（重曹スプレーの作り方）
スプレーボトルに重曹を小さじ1杯程度入れてその中に水を１００ml加えよく混ぜます。
クエン酸も重曹も１００均などで簡単に手に入ります。

【重曹とクエン酸が黒ずみに効果が理由】
お風呂場の湯垢の主な原因は酸性です。酸性の汚れに対してアルカリ性の重曹を使う事で汚れを中和させ浮き上がらせる効果があるのです。
反対に水の汚れはアルカリ性ですので、酸性のクエン酸が効果的です。このように黒ずみの原因によって重曹スプレーと、クエン酸スプレーを使い分ける事が大切です。
またクエン酸も重曹もよくお料理に使われる為環境にも優しく健康への害も少ないので安心です。
高齢者や小さなお子様がいるご家庭でも安心して使う事ができるお勧めのお掃除アイテムです。

【天井の黒ずみの落とし方】
お風呂の天井に発生した黒ずみは水（アルカリ性）からできた黒ずみですので酸性のクエン酸スプレーを使いましょう。
天井はあらかじめ乾かしておき、キッチンペーパーかティッシュペーパーにクエン酸スプレーを振りかけましょう。これを天井の黒ずみ部分にクイックルワイパーを使い張り付けます。
半日程度そのままにして取り外します。最後にもう一度クエン酸を付けたペーパーをクイックルワイパーに取り付け拭きシャワーで流したら終了です。

【浴槽の黒ずみの落とし方】
浴槽も長年使用していると黒ずみが発生します。このような浴槽の黒ずみは皮脂汚れ（酸性）になりますのでアルカリ性の重曹スプレーを使います。
また入浴後は浴槽が暖まっている為汚れが取れやすくなるので入浴後の掃除がお勧めです。
まず重曹スプレーを振りかけてスポンジでこすって黒ずみを落としていき全体をシャワーで流します。
次に水道水に含まれるカルシウムを落とす為にクエン酸スプレーを吹き付けてスポンジでこすり、シャワーで流しましょう。

【まとめ】
このようにお風呂の黒ずみはその原因によって落とし方や使用するアイテムも変えなくてはいけません。
黒ずみによってクエン酸スプレー、重曹スプレーを使い分けてお風呂の黒ずみをすっきり綺麗に落として気持ちのよい浴室で入浴をしましょう。