ブログ
9.192016
レンジフードとはキッチンにある換気扇のことですが、ガスコンロなど火を使う設備を設置した場合には法律で換気扇等の換気設備を設置しなければならないと定められています。
レンジフードの役割
レンジフードはフード部分、送風機部分、フィルター部分の3か所に分けられていますが連携した働きをしています。調理の時に発生する二酸化炭素や油煙、においや水蒸気などの汚れた空気は、ダクトを通って屋外へ排出されます。
・フード部分
加熱機器の上の方に設置されていて、調理の時に発生する汚れた空気を補集します。
・送風機部分
ファンの回転で汚れた空気を吸引します。
・フィルター部分
送風機で吸引した油煙に含まれている油を送風機やダクトへの汚れを軽減します。
掃除のしやすいレンジフードのタイプ
従来のレンジフードはフィルターが設置されているタイプが多く、このフィルター部分こそが掃除の手間を増やす存在です。最近ではスリム型のレンジフードになっていて、フィルターが最初から無いというものもあります。ノンフィルタータイプのレンジフードは、シロッコファンに油煙がダイレクトにぶつかって遠心分離で油や汚れが捕集トレーへ滴下するという仕組みになっています。フィルターがないことで掃除は楽になっていますが、フィルターがあるタイプでもブーツ型に多く使われているスロットフィルターではなく汚れが付きにくいコーティングや仮に汚れが付いても落ちやすくなっているものもあります。
シロッコファンは掃除がしやすい
従来のレンジフードに多いシロッコファンタイプは、取り外しが困難で手入れが難しいという場合があります。スリム型のレンジフードに搭載されているシロッコファンであれば、ワンタッチで着脱が可能となっており取り外しが簡単です。さらにシロッコファンの掃除をしなくて良い設計のレンジフードもありますので自分の家のレンジフードのタイプを確認してみると良いでしょう。
・ワンタッチで着脱可能のファン
シロッコファンにプッシュボタンが付いており、ボタンを押すとファンを外すことができるようになっているので簡単に外して丸洗いすることができます。
・ファンの手入れが必要ないもの
シロッコファンでも設計上、シロッコファンを汚さない設計になっていることから手入れの必要がなく、ファンが外せないようになっているものもあります。
・ファンが本体内で洗えるタイプ
中にはシロッコファン部分を自動洗浄可能な機能が搭載されているものもあり、ファンは外せないので本体に装着したまま手入れをするようになっています。
レンジフードは
調理の時に発生する汚れた空気を屋外へ排出するためにとても重要な役割をしています。そのレンジフードが汚れていると、換気が悪くなるだけでなく衛生的にも良くありませんので定期的に見えない部分まできれいにしてあげるようにしましょう。